「手のひらの灰」
LYRICS
暗い部屋
あなたは隅でうずくまってた
揺れる指先 消えかけのライター
タバコの火が泣いていた
『ウチらみたいなはぐれ者にじんけんはない
正しい顔したやつらに踏みつけられて
何も言えず 一日が終わるだけ』
あなたは笑わずに言った
冷たい夜が 肺の奥に刺さって
言い返す言葉すら 奪われて
痛みばかり増えていく世界で
どこに居場所がある?
私は抱きしめるしかなかった
震える背中を支えてた
言葉なんて 役に立たない夜がある
それでも離したくなかった
泣いていいよ 隠さなくていい
弱さは罪じゃない
ここから零れ落ちた想いを
誰も奪えやしないから
手のひらで砕けた灰
触れたら消えていくみたいで
もしも知識があったなら
あなたを救えたかな
今はもう声もないけれど
階段みたいに積み上がる後悔
眠れない夜の数だけ
心は擦り切れていくけど
息をしている、それだけでいい
奴らは 分からない
正しさだけを唱えれば
誰かが変われるわけじゃない
冗談じゃない
弱さを切り捨てて
世界はまわっちゃいない
叫べ 夜を切り裂いて
ちっぽけな声でも届くなら
潰されても 踏まれても
私たちはまだ消えない
涙の味を知ってるから
誰かの痛みに気づける
たとえ壊れた心臓でも
まだここで鳴っている
We’re still alive, still alive—!
小さな灯りでも
二人なら見えるだろう
まだ消えない心を
抱いて生きていく
壊れないように
でも折れないように
いつかこの泣き声が
歌になるから
叫べ 涙のままで
うまく笑えなくても構わない
奪われた心の欠片を
この手で拾い集めよう
灰になっても進めるなら
まだ終わりじゃない
苦しみの先で出会った
この声が確かに生きてる
We’re alive, we’re alive—!
暗い夜の底で
小さな火を見つけた
あなたが生きてる証は
まだ消えちゃいない
LINER NOTES
✍️ 作詞:ReinaKisaragi より
大事な人が亡くなった時に書いた歌詞 焼かれて灰になっても誰かが覚えてくれてるならまだ終わりじゃない 灰になっても進め。 そんな歌です