「冷凍庫で感情を保存する」
LYRICS
冷凍庫で 感情を保存する
泣きそうな夜を 袋に詰めて
日付を書いた 白いシールを
震える指で 貼りつけていた
怒りは小分けに しておかないと
解凍した時 手に負えない
寂しさだけは 霜がついても
なぜか形を 覚えている
冷凍庫で 感情を保存する
今は食べない 私の心
冷えた棚には 言えない言葉
奥へ奥へと 押し込んでいく
冷凍庫で 感情を保存する
腐らせるより ましだと思った
だけど冷たく なっただけで
消えたわけでは なかったんだ
君に言われた 短い一言
保存容器に まだ残ってる
捨てるつもりで 開けたはずなのに
ふたの内側が 少し曇った
楽しかった日も 冷凍したら
同じ温度で 黙ってしまう
嬉しいことまで 凍らせたから
笑い方まで 硬くなった
冷凍庫で 感情を保存する
平気な顔で 暮らすために
泣く予定だけ 来週にして
今日の私は 皿を洗った
冷凍庫で 感情を保存する
保存期限は どこにもない
忘れたふりで 扉を閉める
モーター音だけ 夜に続いた
大人になるって こういうことか
温度を下げて 名前を隠す
誰にも見せない 棚の奥ほど
本当の私が 詰まっていた
いつかまとめて 解凍したら
部屋いっぱいに 溢れるだろう
その日が怖くて その日が欲しくて
私はまた 扉を開ける
冷凍庫で 感情を保存する
もう入らないと わかっているのに
新しい痛みを 包み直して
空いた隙間を 探してしまう
冷凍庫で 感情を保存する
冷たいままじゃ 食べられない
少しずつでも 戻せるように
今日はひとつだけ 外へ出した
最後の霜が 指先で溶けて
白い袋に 水滴がつく
感情なんて 保存するほど
いつか必ず 私に戻る
LINER NOTES
🎵 作曲:南黒山ソイヤ より
ちょうど職場の冷蔵庫が壊れてたのでいい感じのが出来ました。