「画面の向こうは」
LYRICS
[Verse 1]
光るスクリーン 青白い部屋
指先ひとつで 選ぶペルソナ
声のトーンも 髪の長さも
全部デタラメ フィルター越し
顔にはフィルター
言葉には本音
嘘だけ綺麗に 映ってる
「好きかも」って 言われるたび
指が少しだけ 震えてる
本当の姿の 居場所なんて
タイムラインには ないのに
[Pre-Chorus]
深夜二時 通知が光る
「今度の週末 会えないかな?」
期待と罪悪感 胸を刺して
送信ボタンが 遠ざかる
既読になれば 記憶になる
未読のままなら まだ戻れる
[Chorus]
画面の向こうで 仮面をかぶる
仮面の向こうを あなたは知らない
名前も性別も 全部嘘なのに
愛されたかった それだけだった
愛されたのは アカウント
愛した気持ちは 本物だった
愛されたのは アカウント
それでも気持ちは 本物だった
「会いたい」の声が 胸を刺して
既読をつけずに 夜が明ける
[Verse 2]
鏡を見れば 冴えない顔
誰にも見向きも されない現実
だから作った 理想の偶像
優しい嘘で 固めたプロフィール
甘いリプライ 交わすチャット
触れられないから 綺麗だった
あなたにログイン するたびに
現実からまた ログアウトする
もしこの姿を 曝け出したら
あなたはきっと 幻滅するでしょう?
[Pre-Chorus]
「冗談だよ」って 笑えたなら
どれだけ楽に なれただろう
画面越しに 紡いだ言葉
全部、本音だった なのに
[Chorus]
画面の向こうは 作られた世界
あなたが好きなのは 誰だった?
伸ばした手は ガラスを叩くだけ
温もりひとつ 届かないまま
愛されたのは アカウント
愛した気持ちは 本物だった
愛されたのは アカウント
それでも気持ちは 本物だった
ごめんねさえも 言えないまま
嘘つきのまま さよならを告げる
[Bridge]
暴かれるのが 怖かった
嫌われるのが 怖かった
ブロックボタンに 指を重ねる
画面の向こうは 仮面のこちら
あなたの向こうに 本当の姿
涙がディスプレイに 落ちて滲んだ
[Final Chorus]
画面の向こうは 壊れかけの夢
明かりを消せば 真っ暗な部屋
嘘でしか繋げなかったとしても
あなたといた時間は 本物だった
愛されたのは アカウント
愛した気持ちは 本物だった
愛されたのは アカウント
それでも気持ちは 本物だった
「会いたいよ」って 呟く声は
誰にも届かず 夜に消える
[Outro]
愛されたのは アカウント
愛した気持ちは 本物だった
LINER NOTES
✍️ 作詞:流転 より
画面の向こうでは、少しだけ違う自分になれる。 名前も、姿も、声も。 本当とは違うものを選べるのに、 交わした言葉や、芽生えた気持ちまで 全部が嘘になるわけじゃない。 愛されたのは、作られたアカウント。 それでも、愛した気持ちは本物だった。 ん?フィクションですよ。
🎵 作曲:にゅ〜らるP より
珍しく男ボーカルで!!