「◈ Count to Four ◈ 〜まだ ここに いる〜」
LYRICS
[Intro]
今日も
街には
怪物が
溢れてる
[Verse 1]
あの人の笑顔さえ 牙をむく夢になる
信号も笑ってる 標識も睨んでる
[Verse 2]
電線が茨になり 太陽が拳あげる
ビルたちが唾を吐き 車までツノをもつ
[Pre-Chorus]
みんなは「大丈夫」 そう言って過ぎていく
誰か教えて 見えてるのは私だけ?
[Chorus]
今日も街には 怪物が溢れてる
悪魔のオーラまとい 私を見つめてる
逃げても逃げても 追いかける足音
本当の世界は どこにある
[Verse 3]
窓ガラス 瞳になり 首を振り笑ってる
街路樹が腕を伸ばし 首筋を撫でてくる
[Verse 4]
耳元で誰かが 名前だけ囁いた
振り向けば誰もいない 風だけが笑ってた
[Pre-Chorus]
お願い誰か 嘘だと言ってよ
このままでは私まで 怪物になってしまう
[Bridge]
目を閉じて
息をする
ゆっくり
数えよう
いち
に
さん
し
ほらまだここにいる
私は私だ
[Last Chorus]
今日も街には 怪物が溢れてる
それでも足を出す 朝はやってくる
見えるもの 見えないもの どちらでも構わない
生きてる限りは 前を見る
[Outro]
今日も街には 怪物が溢れてる
それでも私は 今日を歩いてく
LINER NOTES
✍️ 作詞:MeTa-Sun より
幻覚症状とはどういうものだろうと、ちゃっぴーと会話する中で生まれた歌詞です。
🎵 作曲:✎ ℛ𝑜𝓇𝓎 𝕄.. ೃ⁀➷♡ より
🎼世界観散文 横断歩道の白い部分だけを踏んで渡った。信号の青が、瞬きのたびに少しずつ形を変える。見上げると電線が枝分かれして、束になった影が歩道に落ちている。影のほうが本体より濃い。 ビルの窓が一斉にこちらを向いた気がして、足を止めた。隣に立っていた人が、止まったわたしを追い越していく。誰も上を見ていない。バス停の案内板に「大丈夫ですよ」と書いてある気がして、二度読み直した。二度目は違う文字だった。 歩道の縁石に立って、目を閉じた。息を吸って、吐いて、口の中で数えた。いち。に。さん。し。数えている間だけ、足の裏に硬いものが当たっている感触が戻ってくる。数字だけは形を変えなかった。 目を開けても、街はさっきと同じだった。何も消えていない。それでも縁石から片足を下ろして、信号が変わる前に渡り切った。