「ホワイトアウトの恋人」
LYRICS
ホワイトアウトのなかに迷い込んだ
地平線も空もすべてが白く消えていく
凍てついたフロントガラスを叩く風の音は
歪んだアンプリファイアのフィードバックみたいだね
燃料計はとうにゼロを指していて
暖房の微かな温もりも逃げていく
息を吸うたび胸が痛いのは
きみがあまりにも美しすぎるから
どんなカタチでもいいよ
圧倒的な音の壁の向こうで
きみがただ笑っているなら
ぼくのいない未来の光景も
幾重ものリバーブに溶かして——
すべてが白く、遠くなっていく
「ねえ、きれいだね」ってきみは笑った
その横顔がガラス玉みたいに透き通る
誰かの痛みをずっと抱え込んで
すり減らしたその翼をもう休めていいよ
どんなカタチでもいいよ
圧倒的な音の壁の向こうで
きみがただ笑っているなら
この世界の果てみたいな雪原に沈んでいこう
轟音のなかにふたりの名前を置いて
深海のようなリバーブに身を委ねるのさ
どこへも行けないね
どこへも行かなくていいよ
手と手が触れ合う熱だけがここに残る
すべてが白く塗りつぶされるこの部屋で
遠くで鳴るメロディと、きみの体温だけを確かめている
どうかその足取りが軽やかでありますように
明日の光がきみを優しく包みますように
倍音の霧がすべてを飲み込んでいく
さよなら、愛しい人
ぼくたちはひとつになって溶けていく
LINER NOTES
✍️ 作詞:にゅ〜らるP より
猛吹雪の中、車内で最期の時間を迎えるふたりを描いたシューゲイザー・ナンバー。どんな形であれ大切な人に幸せになってほしいという切実な自己犠牲の愛と、すべてが純白に溶け込んでいく破滅的な美しさを、圧倒的な音の壁と深いリバーブのノイズに重ねて儚くエモーショナルに表現しています。
🎵 作曲:うみぱんKaz より
1000曲達成おめでとう記念に併せてこちらの歌詞を提出してみますね(*ºчº*)