「思色染める文の滅」
LYRICS
[Intro]
傾く陽の輪郭を指先でなぞる
墨の残り香だけが静かに立ち込めて
[Verse]
白い空白に落とした微かな震え
言葉になる前の熱が紙を湿らせる
窓辺の影がゆっくりと長くなり
行き先を失った文脈が夜に潜む
月明かりが擦れ違いざまに格子を叩いた
[Pre Chorus]
綴り終えた吐息を胸の奥へ仕舞い込む
風の足音が遠くでほどけていく気配
消えていくものほど、深く根を張るから
[Chorus]
染まりきらない色が夜の隙間に滲んで
燃え尽きた灰のなかに微かな熱を残す
名付けられぬままの揺らぎをただ抱きしめ
届くことのない響きを夜空へ放った
[Interlude]
[Verse 2]
巡る季節が街の色彩を塗り替えていく
黄昏の底に沈んだ、開かれなかった余白
輪郭のぼやけた文字が記憶の肌に触れる
置き去られた約束だけが重力を失い
降り積もる枯れ葉の音にふと足を止めた
[Pre Chorus 2]
二度と手繰り寄せられない幻影の裾
影を踏もうとして伸ばした手が空をきる
途切れた吐息の先にだけ残る確かさ
[Bridge]
永遠という言葉の虚ろさに背を向け
滅びと再生のあわいでただ息をする
幾千の闇を通り抜けてきた祈り
時間を止める術を誰も教えてはくれない
今、この一瞬の輪郭だけを確かに確かめたくて
言葉の終わりに残された余白を見つめている
[Refrain]
風が去ったあとの静寂がすべてを物語る
消えゆく運命(さだめ)のなかに宿るひそやかな光
名もなき感情の破片をそっと拾い集め
名付けぬまま、ただ夜の深みに沈めていく
[Chorus 2]
思色が薄れていく境界線で
抱きしめた熱は静かに燃え尽きてゆく
永遠の約束よりも、ただこの一瞬の肌触りを
言葉にできない震えのまま、夜に散らす
届かぬ歌はそのまま空白へと還っていった
[Outro]
静かに閉じた頁の端が揺れている
朝が来る前の、いちばん深い闇のなかで
LINER NOTES
✍️ 作詞:うみぱんKaz より
日本語歌詞の方が引いてくれそう(๑¯ω¯๑)
🎵 作曲:うみぱんKaz より
今回はこのジャンルでセルフカバーしました(๑¯ω¯๑)