「薔薇色のわがまま」
LYRICS
石畳の夜に
月は銀の王冠みたいに揺れている
誰もいないバルコニーで
私はまだ子供のままの王女
ねえ知ってる?
薔薇は綺麗なほど
棘を隠すのが上手いの
わがままって言われるたび
胸の奥で小さく笑うの
だって
本当の私を
誰も知らないから
古い城壁 風が鳴いて
ドレスの裾が夜を撫でる
強がりばかり覚えたのは
この王座が高すぎるから
本当はね
ただ一度だけ
名前を呼んでほしいだけ
王女様なんて肩書きは
少し重たいドレスみたい
綺麗だけど
息が詰まりそうで
時々逃げ出したくなる
薔薇色のわがまま
王冠の下で咲いている
恋なんてまだ知らないふりして
あなたの影を追いかけてる
薔薇色のわがまま
命令みたいなキスで
この退屈な世界を
壊してしまいたいの
古い絵画の騎士は
永遠の誓いをしてるけど
そんな物語よりも
ずっと不器用な恋をしてる
バルコニーの夜風は
秘密ばかり知っている
強い王女のふりをして
弱い私を隠してる
ねえもしも
王冠を外して
ただの女の子になれたなら
きっと私は
こんな遠回りな
恋なんてしないのに
薔薇色のわがまま
月明かりにほどけて
強がりの言葉の奥で
あなたを待っているの
薔薇色のわがまま
触れたら壊れそうな
ガラスみたいな心を
隠して笑ってる
それでもいいの
この夜に咲く薔薇は
少しだけ
意地悪なくらいが
一番綺麗だから
薔薇色のわがまま
王女の小さな革命
「好き」なんて言葉よりも
強くあなたを呼んでる
薔薇色のわがまま
棘ごと抱きしめて
それでも笑えるなら
きっとそれが恋だから
月はまだ
お城の上で光っている
私は今日も
薔薇色のわがままで
あなたを待っている
LINER NOTES
✍️ 作詞:シロクマペンギン より
王女という立場に縛られながら、本当は普通の女の子として愛されたいという感じの歌詞です。絵画がそのままでは読み間違えるかもしれないのでご注意下さい。