
「回転寿司で前世の自分が流れてくる」
LYRICS
回転寿司で 前世の自分が流れてくる
まぐろの皿に 正座をしてた
目が合った瞬間 醤油が震え
私は箸を 持てなくなった
昔の私は 何をしてたの
炙りサーモンの 隣で笑う
注文パネルが 沈黙したまま
おすすめ欄に 輪廻が出てる
回転寿司で 前世の自分が流れてくる
取るべきなのか 見送るべきか
百円皿には 重すぎるほど
知らない記憶が 乗っていた
回転寿司で 前世の自分が流れてくる
レーンの上で 人生が回る
食べてしまえば 戻れるのかな
戻りたくないと 思ったのかな
隣の席では 子どもが笑って
プリンの皿を 勢いで取る
私の前では 過去だけ回り
ガリの小皿が 祈り始めた
前世の私は イカが苦手で
今の私も 少し苦手で
変わらないことが 怖くなった
なのに少しだけ 懐かしかった
回転寿司で 前世の自分が流れてくる
わさび抜きでも 涙が出そう
どこの誰かも 知らないくせに
私の顔で 黙っていた
回転寿司で 前世の自分が流れてくる
皿の枚数じゃ 測れない夜
食べた記憶と 食べなかった夢
全部まとめて 会計される
もう一周したら 取ろうと思った
だけどレーンは 意外と速い
迷っている間に 私だったもの
茶碗蒸しの奥へ 消えていった
店員さんには 言えないままで
おあいそだけを 小さく押した
前世の自分を 取り逃がしたと
レシートだけが 知っていた
回転寿司で 前世の自分が流れてくる
たぶん私は また見送った
今の私も 昔の私も
決められないまま 回っている
回転寿司で 前世の自分が流れてくる
次に会えたら 取れるだろうか
醤油の皿に 映った顔が
少し他人に 見えてしまった
最後の皿が 空になっても
レーンはずっと 止まらなかった
生まれ変わりを 信じるよりも
注文履歴が 怖かった
LINER NOTES
🎵 作曲:Ohayo_AIMusic より
サビにはキャッチーなメロディが乗せられた気がします