「信号機の青に告白される」
LYRICS
信号機の青に 告白される
交差点の真ん中で 足が止まった
渡ってくださいと 光るくせに
私だけには 好きだと言った
赤なら止まれと わかりやすくて
黄色ならまだ 迷えたのに
青い光が まっすぐすぎて
逃げ道まで 照らされていた
信号機の青に 告白される
進めという名の 愛だった
誰も気づかず 通り過ぎても
私の胸だけ 点滅してる
信号機の青に 告白される
返事をしたら 渡るしかない
好きと進めが 同じ色なら
恋はなんだか 危なすぎる
向こう岸には 君が立ってて
こっちの私は 影を踏んでた
青は急げと 急かしてくるのに
私の靴だけ 地面を選ぶ
待ってくださいと 言いたいけれど
待たない光が 綺麗だった
秒数表示が 減っていくたび
心の中まで せかされていく
信号機の青に 告白される
優しい顔で 追いつめられる
渡れば何かが 始まるようで
渡らなければ 終わる気がした
信号機の青に 告白される
町はいつもどおり 騒がしい
こんな大事な 告白なのに
エンジン音が 返事を消した
青は自由の 色じゃなかった
選ばされる 色だった
止まる理由を 奪われたまま
私は私を 見つめていた
やがて青が 点滅しだして
恋の賞味期限 みたいだった
好きですなんて 光りながら
もうすぐ赤に 戻ってしまう
信号機の青に 告白される
私はやっと 一歩を出した
君へじゃなくて 青へでもなく
止まったままの 私のために
信号機の青に 告白される
渡り終えたら 赤になった
さっきの言葉を なかった顔で
交差点だけが 黙っていた
振り返っても 青はもうない
ただの赤色が 空に浮かぶ
恋だったのか 交通だったのか
わからないまま 息を吐いた
LINER NOTES
🎵 作曲:おさるなもんきち より
悩んで悩んで進もうとしたら止まって...それでも前を向いてあるかないといけない。そんな「迷い」を感じたので、その感情のまま曲を作って見ました。