
「黒の吐瀉物」
LYRICS
[Intro]
耳鳴りが、灰色の空を泳いでいる
飲み込みすぎた他人の指先が
喉の奥で 甘く、腐り始めた……
[Verse 1]
「正義」という名の排泄物を
口移しで流し込まれ
胃壁を焼く 猛毒の沈黙
内臓を裏返す 拒絶の儀式
[Verse 2]
網膜にこびり付いた 理想の残骸
清潔な地獄で お前は笑うのか?
鏡の中で 崩落する輪郭
私は、私の汚れを愛している
[Pre-Chorus]
逆流する 黒い、黒い、真実
喉を焦がす 酸性の祈り
愛も、罰も、すべて――
ぶちまけろ
[Chorus]
ぶちまけろ 黒の吐瀉物を
飲み込めなかった 明日への絶望
床を汚せ 脳を晒せ
綺麗な世界への これが私の最後の回答だ
抉り出した心に 銀色の雨を降らせて
[Bridge]
……ねえ……
綺麗でしょう……?
私の中から出てきた このドロドロの愛。
誰も、ふれないで。
誰も、汚さないで。
[Guitar Solo]
[Final Chorus]
ぶちまけろ 黒の吐瀉物を
飲み込み続けた お前らの言葉を
喉を焼き 肺を刺し 光を消せ
形を失くした 私の輪郭を
このおでいの中で 完成させる
[Outro]
……全部、いらない。
……全部、いらないから……。
[End]
LINER NOTES
✍️ 作詞:イカルゴ より
他人の「正義」や「言葉」を呑み込み続け、限界を迎えた魂の拒絶反応。 自分を偽って綺麗に生きるくらいなら、すべてを吐き散らしてでも「汚れた自分」で生きていたい。 吐瀉物の中に漂う、誰にも汚させない純粋な愛と絶望を描いた楽曲。 【楽曲コンセプト・こだわり】 ・「呑み込んだ言葉の逆流」をテーマにした過激で退廃的な詞世界 ・「綺麗に整えられた世界」に対する徹底的な拒絶と回答 ・静寂の語りから爆発的な叫びへとなだれ込む狂気の展開
🎵 作曲:流転 より
黒く重い衝動を、冷たく圧のある音でかっこよくしたつもりです。 時たま黒い本音を吐きたい衝動に駆られますが、常に飲み込んでます。