「多面体ロマンティシズム」
LYRICS
鏡のフチに 溜まった埃
正しさという 定規で測り
端っこが少しだけ 欠けていて
うまくハマらない パズルみたいで
誰かに見せるための 笑顔の裏側
冷たい影がほら 過ぎるたび誤魔化す
「これが本当の私」胸を張れないまま
嘘と本当をポケットに 詰め込んでいた
ねえ 完璧な球体じゃなくていい
傷だらけのファセット 光らせて
さあ 角度を変えて!
君の目に映る私は どの角度?
冷たく見える? それとも温かいの?
そのどれもが私なのだと 手を伸ばそう
迷いも、プライドも、臆病な涙も
光を乱反射させるための トゲになる
光の射す方へ 今すぐ 飛び出せ!
誰かの正解を なぞる 毎日は
あらかじめ削られた 宝石のようだった
合理的な答えなんて どこにもないから
この歪みを愛おしく 抱きしめたい
光の射す方へ 転がる たびに
色を変える感情は 未完成のオーロラ
過去の傷も、未来の不安も すべてが
私を形作る ファセット
角度を変えれば 痛みがきらめきに
あの日諦めた夢の欠片も 鮮やかに
世界はこんなにも 複雑で美しい!
君の目に映る私は どの角度?
そのどれもが私なのだと 誇らしく叫ぼう
さあ 不揃いな面を すべてさらけ出して
でこぼこの足音で 明日を蹴飛ばそう
何面体だっていい 私たちは生きている
不完全なまま 今日を愛し抜くための
終わらないロマンティシズムを 歌いながら